2018年9月17日月曜日

虹の向こうに、希望があるって、子供の頃思っていた。
それは、強くて、たくましいストーリーが待っていると。一年前、いや何年か前、会って記憶の奥底を探り出して、掘り起こして、ようやく見つかったものが他愛のないいたずらにしかすぎなかった。爪は、泥で埋め尽くされ、シャツは、ぐったり依れてしまい湿気の漂う中、虫の息も気付かず無心に、穴を掘りつずける。

先ほどまでの雨は止み、風のいたずらか木々から降る水着に、陽射しの飛び込むその先に鬱すと虹ができる。その先に目を凝らした希望のない隠し事が待っている事も分からずに。

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